日々の記録

生後8カ月でお迎えした柴犬なつめと暮らしています。アイコンは先代柴犬よもぎ(2007~2022)です。

子犬?が我が家にやってくる

タイトル通り、犬が我が家にやってくることになった。「子犬?」と「?」がついているのは、少し事情が変わったから。

 

日曜日早朝、柴犬ブリーダーさんを紹介してくれる知り合いMさんの別荘に向かう。こんな遠出も久方ぶり。予定通り10時前に到着。Mさんは外で待っていて、そのままブリーダーさんのところへ連れて行ってくれた。歩いて1分もかからない場所だった。

 

外に柴犬が数匹いた。生の柴犬だ!近づいて触りたいけどぐっと我慢。その子たちを横目に、赤ちゃん柴がいるという室内へ。

小さな小さな黒い子たちがゴロゴロとかたまって眠っていた。たまらない。赤柴だけど、赤ちゃんのときは黒々としているこの感じ、よもぎが赤ちゃんのときを思い出す。

朗らかで話好きなブリーダーさん。1匹ずつ紹介してくれた。オスが1匹、メスが3匹。オス1匹とメス3匹のうち2匹は行き先が決まっているが、どの子がどのお家に行くかは、もう少し時間が経たないと決められない。だから残りの1匹が我が家に来るとなった場合は、あと1か月くらい待つ必要があるという話だった。

一通り赤ちゃん柴の話が終わった後、ちなみに、と少し離れた場所にいる柴犬の方へ。お母さん柴以外にもう1匹いることに気づいてはいたのだけど。

その子は生後8か月の女の子。一見よもぎよりも大きいのでは?と思うくらいに見えたので、まだ1歳にならない子犬ということに驚いた。でもよく見るとマズルも黒っぽく、かもめ眉になっている。

この子の飼い主も探しているという。ブリーダーさんの話しぶりから、この子の行き先が決まると助かるというニュアンス。

その子をサークルから出してくれた。私たちのほうに寄ってきて愛想を振りまく。「毛がつくよ」とブリーダーさんが心配してくれたけど、そんなの全然構わない。かわいいかわいいと思い切り撫でまくる。

ところが。ひとしきり私たちのにおいのチェックが済んだようで、急に平静を取り戻した。大きく振っていたしっぽもピタッと降るのをやめ、ささっと私たちから離れ、くるっと踵を返してクールにサークルの中へ戻っていくのである。その変わり身の早さと言ったら。これぞ柴犬。このツンデレにやられてしまった。

1枚だけ取らせてもらいました

帰り道「あの子がいいね」と意見が一致した。それに産まれたばかりの赤ちゃん柴は、他に飼いたい人がすぐに見つかるだろう。家に着いて早速ブリーダーさんに連絡。2週間後にお迎えに行くことになった。

元々保護犬も考えていたので、私たちの希望に近い形。こんな形になるなんて今日の朝まで思いもよらなかった。

予想外って困るイメージがどうしてもつきまとうけど、こんな喜びもあるのだから、そこまで恐れなくてもいいのかもしれない、と実感した瞬間だった。

これからお迎えの準備だ。いろいろやることがあって忙しくなりそう。でもこれはわくわくする楽しい忙しさ。

うれしくってしょうがない。