日々の記録

生後8カ月でお迎えした柴犬なつめと暮らしています。アイコンは先代柴犬よもぎ(2007~2022)です。

日記2023年8月5日

6時15分起床。すぐ下におりて、なつめにごはん。なつめが待っていると思うと、休みの日も目覚ましなしでも大体同じ時間に目覚める。もうすぐなつめがやってきて2か月。

ごはんのあと、庭へ行って走り回る。こっちはまだ寝ぼけまなこだというのに朝からものすごく元気。10カ月になったばかり。生命力に満ち溢れている。外から聞こえるはっはっという激しい息遣いを聞きながら横になる。

朝食はトーストにカマンベールチーズをのせて。最近この食べ方が気に入っている。それにクコの実を入れた豆乳とキウイフルーツにヨーグルト。あとミルクティーも。

 

洗濯物を干す。おしゃれ着は別に洗うのが理想なのだけど、最近は全部まとめて一回。暑いので干すのも一回にしたい。なつめがもれなくついてくるのでそれも考慮して。最初の頃は横で伏せをしていたのだけど、この頃はもう完全に横になって寝ている。リラックスできているのならいいのだけれど。

動線にどーんと転がるなつめ
邪魔かわいいとはまさにこのこと

自宅で仕事をしているので、毎日お昼前に乾く洗濯物を取り込むことも可能なのだけど、日差しが多少緩む16時以降でないと取り込めない。よって洗濯物はパリパリ。柔軟剤の甲斐がない。

 

なつめのブラッシングとなつめスペースの掃除。

そのあと人間の部屋の掃除。今日はずっと気になっていたキッチン台の掃除。いつも表面だけでごまかしていたけど、腰を据えて取り組む。棚を動かして、隙間のほこりもすべて取り除く。そこに並べていた料理本も整頓。けっこう大掛かりになったけどすっきりして気持ちがいい。

そして掃除機のフィルターも水洗いしてみたらまた吸い取るようになった。カーペットについたなつめの毛が取れなくなってきて、もう10年以上使っているし買い換えようかと考えていたところだった。もう少し使い続けてみよう。

 

気づけば11時半近く。急いで昼食の準備にかかる。余りごはんでチャーハン。冷ややっこに昨日作っておいた「だし」をかけて。だしはきゅうり、なす、大葉、みょうが、しょうがを細かく切って麺つゆにつけたもの。簡単で夏になると食べたくなるのでよく作っている。

 

デザートに昨日買ってきた大きめの小玉すいか。皮も薄くて身がたくさん。すいかにしては安かったし、その上欲張って大きめのものを選んだので味はどうだろうと思っていたが、甘くて水分が多くてうれしくなる。

 

後片付けをして夕食の準備。前から食べたいと思っていた「冷やし鶏のねぎ塩たれ」を作る。以前デパ地下で買って、出会った料理。作るのは初めてで、ネットでレシピを探す。今回は実験的に胸肉ともも肉2種類作ってみることに。

午後2時の時点でもう夕食は出来上がったので、悠々読書。お盆休みに向けて本を買いためていたのだけど、もうすでにけっこう読んでしまっている。

zineを購入するのに、個人書店のオンラインショップを利用したのだが、素早い発送にもかかわらずメッセージも添えてある。迅速かつ丁寧な対応に感激した。

本といっしょに同封されていた

その中の1冊、植本一子、金川晋吾、滝口悠生著『三人の日記 集合、解散!』を読む。3人が同じ日に書いた日記。

日記の面白さのひとつに、登場人物の説明があまりないところがある。当然のように出てきてこの人は著者とどういう関係なんだろうと推測しながら読むのが楽しい。それに文章からその人その人の人柄が滲み出る。

 

植本一子さんの日記が好きで全部読んできている。日記と言うジャンルが好きになったきっかけでもある。植本さんの日記には登場人物が多い。

滝口悠生さんの日記は娘さん中心。娘さんはもちろん、娘さんをとりまく環境すべてへのまなざしが暖かくてうるうるする。小さい子どもだけどひとりの人間として尊重していると感じる部分がたくさんあって、「いやいや」にも根気強く対応。

金川晋吾さんの文章はこれが初めて。日記の中には、スカートを履いたという場面があって、それを読んで中学生のときを思い出した。

クラスをまたいで1学年を数人のグループに分け、各グループに教師がひとりずつ。

そのグループ内で「異性のうらやましいと思うところ」を発表した。ひとりの男子生徒から「女子はスカートも履けるしおしゃれの幅があっていい」という意見が出た。

今思えばテーマはジェンダーだったのだと分かる。その場で私は「女性しか子どもを産めない、男性は自分が産まなくても子どもがもてる」というようなことを言ってその教師を困惑させた。

英語の教科書にスカートを履いた外国人男性の写真を見たこともあって、男子だからといってスカートを履けないということはないと思っていた。

 

夕食。初めて作った冷やし鶏はうまくできた。簡単だし重宝しそうだ。もも肉も胸肉もそれぞれのおいしさがある。

左側が胸肉で右側がもも肉

鶏肉をゆでただし汁でスープも作り、まるごと使い切れたことに満足した。

最近夜の少し涼しくなった時間帯に一週間分のかき氷を買いに行くことが続いて、今日もそのつもりでいたけれど、お腹がいっぱいになったら面倒くさくなってまた本の続きを読む。

1個80円くらいの素朴なかき氷。1日1個のペースで食べている。この暑さの中、今のところ体調も崩すことなく過ごしてこられたのはこのかき氷の力も大きい。それくらい今の生活に欠かせない存在である。

 

21時頃になつめの散歩。彼女が一番テンションがあがる時間だ。途中、向こうから自転車が2台並走してきたので、通り過ぎるまですみに寄って待っていた。すれ違った瞬間に「かわいい」という声。暗くて姿がよく分からなかったが、声からどうやら高校生くらいの男の子っぽい。なつめのことよね?にんまりしてしまった。

なつめの散歩に行くようになって、夜空を見上げることが多くなった。今日も星がきれい。こんなときいつも斉藤和義の『空に星が綺麗』のメロディーが頭に浮かぶ。

今週はお盆休みに入るので仕事は木曜日まで。明日からまた仕事だけどちょっと心が軽い。