読書記録(1)
最近読んだ本の記録と一言感想。
こだま『ここは、おしまいの地』
起こった出来事は、事実だけを見るとなかなかヘビーなのだけど、思わず吹き出してしまう文章。マンガでもお笑い番組でも、声を出して笑うなんてめったにない。
登場人物を有名人に例えるのも巧技。真似してみたいけどとても難しい。
岡嶋かな多『夢の叶え方はひとつじゃない』
中高生に向けて書かれた本で、いい大人の私は明らかに対象外。でも作詞作曲家ってどうしたらなれるのか興味があり手に取った。音楽センスのかけらもない私には、決して関わることができない未知の世界を知ることができた。
植本一子『愛は時間がかかる』
トラウマ治療というものを初めて知った。著者は「記憶の書き換え」さらには「除霊のよう」と表現する。
治療を重ねるにつれて、著者の視野が広がり、景色が変わっていくのを感じた。
過去を振り返ることで前に進んでいく。