何もしないと決めて何もしなかった日曜日
ちょっと前の日曜日は、もともと何もしないと決めていて、その通り何もしなかった。
家事も洗濯や掃除など最低限のことしかしなかった。ごはんも買い物にも行かず、家にあるものだけで作った。あとの時間はなつめを横目に録画を見ながらゴロゴロ。
いつもだったら。結果的に同じような過ごし方になっても、それを前日から決めているわけではない。前日、いやなんなら当日の朝までどこか出かけたりしようと考えている。
だけど面倒くさくなって、結果的にほとんど家にいて、あー何もしない一日だったなと有意義にならなかった一日を反省するのである。
しかしこの日に限っては、前日からもう明日は何もしないぞと決めて、その通り実行して、ああいい一日だったなと思えたのである。
こんな風に思うことってなかなかない。
いつもと何が違ったのだろう。
ひとつには身体が疲れていたのもある。物理的に体力を使う場面が多く、梅雨明けもしていないのに異常な暑さにぐったりしかけていた。今週はなつめ避妊手術があるのでそれに備えて体力を蓄えておきたかった。
さらにはなつめの存在。来たばかりでまだまだ分からないことだらけなので、早く慣れたい気持ちが強い。だけどつきっきりだとなつめも休まらないから、1,2時間おきに様子を見られるのが理想。家にいればそれが叶う。
そしてなつめに早くこれから一緒に暮らす人なのだと認知してもらいたい。
それになつめのごはんと散歩があるから、いつも通り起き、一日外に一歩も出ないということはなかったのもよかったのかも。飼い主の健康にも貢献してくれているとは。
ただ腰が少しバキバキになり、残念ながらゴロゴロばかりして暮らすことはできない体質なのだと悟った月曜日。働くことは身体の健康のためにも必要なのだと前向きにとらえて仕事に向かった。