日々の記録

生後8カ月でお迎えした柴犬なつめと暮らしています。アイコンは先代柴犬よもぎ(2007~2022)です。

動物病院へ

なつめを初めて動物病院へ連れて行った。フィラリアの薬をもらうためである。いろいろ話し合った結果、よもぎのときとは違う病院へ行くことにした。知り合いが行っていたところを教えてもらった。

初めてだし2人体制で臨む。なつめは初めて家に来た時以来の車。10分ほどで病院が見えてきたところでぎょっとした。駐車場がいっぱい。

受付でいろいろ聞かれ、しどろもどろ。よく分からないことがあったので、ブリーダーさんに電話するもつながらず。それでもどうにか受付を済ませ、待つ。なつめはおりこうにしている。

ここの病院は、待っている順番が犬猫の名前で表示される。ララ、ショコラ、マロン。可愛らしい名前ばかり。ココという名の子は2匹いた。みんなカタカナで平仮名はうちだけだった。

なつめの診察の番。体重はなんと8.9kg。もう9kgとなると未知の世界。よもぎが一番重かったときで8kg弱だった。

フィラリアの薬の話はあっという間に終わった。今まで通り、月に1回決まった日に飲む。お肉状になっているから飲ませるのも気が楽。初めての先生で緊張していたけど、看護師さんも含め丁寧で温和な感じだった。

診察はもう終わりの雰囲気で、緊張がほどけ始めた次の瞬間、「ところで」と先生。「避妊手術は考えてますか?」と聞かれる。「はい、(そのうち、でも早めに)するつもりです」とのほほんと答えると、「それなら一刻も早くしたほうがいい」と決断を迫られる。

本来なら生後6か月くらいまでにするのが望ましく、ガンのリスクをかなりの確率で下げられるらしい。なつめはまだ発情期が来ていないから、今ならまだ同じくらいの効果があるという。そして10日後に手術の空きがあるという。ただし、発情期が来てしまったら1か月後に延期。

一旦緩んだ脳を、気合でフル回転させる。そしてお願いすることにした。

 

診察を終えて、会計時に次の手術日の注意事項を聞く。前日に連れて行き、手術の翌日に迎えに行く。2泊3日の入院である。

こんなに時間がかかるとは思っておらず、見通しの甘さを反省。それに、待ち時間にブリーダーさんから折り返し電話がかかってきて、外へ出て話し、そのときの日差しにやられてしまった。この日は朝から暑い日だった。

へとへとになった身体と頭で避妊手術のことを考えると、心配でたまらなくなった。

まだなつめが来て2週間。早くしようと思ってはいたものの、もう少し慣れてからがいいなと思っていた。また違うお家で暮らすのかと思ったりしないかな。

根っからのネガティブ思考で、何も起こっていないうちから、いろんな場合を想定して不安になる。何事もなく無事終わってみれば、自分のことながらよくもまあそんなにいろいろ考えられたものだと呆れを通り越して感心してしまう。もう特技のひとつである。

こんなときはもうひとつの特技を持ち出すに限る。嫌なこと、面倒なことは先延ばしにする技だ。

手術までまだ1週間以上ある。あれこれ心配するのはまた後にすることにした。

病院でがんばったし疲れたね。

寝起き。片方の目が完全に開いていない。