柴犬なつめの特徴
柴犬なつめ8か月。我が家にやってきてから2週間ちょっと。まだつかみどころがないというのが正直な気持ちだが、現時点での飼い主から見た特徴を記しておきたい。
①散歩好き
散歩嫌いの柴犬も多いと聞く。往路は抱っこやカートで連れて行き、帰りだけ歩かせるという話も聞いたことがあるから、その点は大丈夫そう。しかもリードを引っ張らずに歩く。これはこれまで育ててくれたブリーダーさんのしつけのおかげである。
②水が気にならない
先代犬よもぎは濡れるのが大嫌いだった。雨の日は絶対外に出ないし、雨上がりも足の裏が濡れないようにうまくよけて歩いていた。飼い主としては拭いてやる手間もなく、おおいに助かっていた。
その点なつめは全く気にならない様子。雨でも散歩に行く。それどころか、水入れの器をおしりにひいて寝ていたこともある。よもぎの水嫌いを知っているだけに唖然とした。もちろん、水はこぼれおしりは濡れていたがお構いなし。よく眠っていた。いいぞ、いいぞ。我が家で暮らすにはそれくらい大雑把のほうが向いている。
③ブラッシングと抱っこが嫌い
異常に毛が抜ける柴犬。ブラッシングが嫌いなのは由々しき事態である。
ブリーダーさんに「台の上にのせるとおとなしくなる。病院の診察台の上でも降りたりしない」と聞いていたので、ブラッシングのときにはそのようにしているのだが、その台に乗せるときの抱っこも嫌いなのである。
あのがっしりとした身体で思いっきり海老ぞり。毎回手を焼いている。
④雷、サイレンは平気
今のところ無反応。この調子なら花火も大丈夫そう。
⑤夜更かし好きだけど早起き
夜12時ごろそろそろ寝ようかなと思うと、動き始める。おもちゃで遊んでいるところ悪いが、「おやすみ」と声をかけ、電気を消して部屋に行く。
そして朝は早い。朝起きてなつめ部屋をのぞくとしっかり起きている。しかも朝から張り切っている。先日どうしてもトイレに行きたくなっていつもより1時間以上早く起きたときも待ち構えていたので、もう再びベッドには戻れなかった。
⑥アーティストの片鱗を見せる
庭で落ちている木の枝を集めてきて、気が付けば面白いアートが出来上がっていた。庭にこんなに枝が落ちているとは。思わず「どこから取ってきたの?」と尋ねたくらい。
最近のお気に入りはかたつむりと三叉路型の太い枝。救いはかたつむりを噛んだり食べたりせずに無傷で取ってくること。なつめが持ってきて並べるたびに、飼い主はせっせと戻しにいく。
⑦目だけをよく動かす
特に横になっているときは、首を動かさずに目だけを動かして周りの様子をうかがう。だから動かし方によってはにらんでいるように見えることも。その顔もおかしくてかわいい。
⑧あごを高くあげがち
ゲージの柵にマズルをはさんだり、段差などにあごをのせたりして、よくあごを高く上げている。自分で勝手にやっているから、好きでやっているんだろうけど、見ているほうとしてはあまり楽そうには見えない。
思いつくままに書いていたら、次から次へと出てきてまだまだ書けそう。キリがない。
これらが変わっていくか、それともそのままなのか。これからの成長も楽しみでならない。