日々の記録

生後8カ月でお迎えした柴犬なつめと暮らしています。アイコンは先代柴犬よもぎ(2007~2022)です。

ブローチ作り熱、再燃

なんて単純なんだ。
自分にツッコミながらも黙々と手を動かす。

1年ぶりにブローチ作りを再開した。
先日友人に「そのブローチ素敵だね」と褒められたのだ。

友人に褒められたときの装い



 

材料はサリーをリサイクルした糸。鮮やかな色が映えるし、糸の組み合わせによっていろんな色合いのブローチになる。

そして同じものは2つとない、1点もの。
素材はシルクだけどフワフワとしているから、今からの季節に合うと思っている。

去年の今頃、休みの日はできる限りずっとよもぎのそばで作っていた。
具合が悪いにもかかわらず、私が動くとついてこようとした。かと言って、構われるのは嫌がる気難しい子だったから、とにかく静かに近くにいるということが重要だった。
そんな想いに寄り添ってくれるブローチ作りであった。

まもなくよもぎが亡くなり、ぱたりとやめてしまった。

それ以来の製作。少しずつ手の感覚を取り戻しながら、4つ完成。

褒めてくれた友人に好きなのを選んでもらおう。

喜んでもらえるといいな

 

 

やり始めるとのめり込む質。無心になるってこんな感じだったなとしばらくぶりに思い出した。

寝ているなつめのそばで製作

 

なつめ1歳おめでとう

今日はなつめ1歳の誕生日。
顔も行動もまだまだあどけなさが残っているけれど、成長したなあと感じる部分も。

滅多にない、大人びた表情だけど、どうしても後ろ脚ぴーんに目がいってしまう 。
こういうところがなつめらしくて好き。

 

我が家に来てからはもうすぐ4か月。まだ4か月経たないなんて。もっと前からいるような感覚。

我が家にやってきた日のなつめ

1歳になったことだし、涼しくなってきたことだし、そろそろ車で公園に行ってお散歩してみたい。

なつめは好奇心旺盛だから、きっと喜んでくれるはず。

1歳の記念ショットは、大好きなお散歩の装いで



 

 

 

 

柴犬なつめを見てわが身を省みる

なつめを見ていると、自分の行動を省みることがよくある。

最近だと次の2つ。

 

1. 無理をしない

のびのび~

洗濯物を干したり、草むしりに庭へ出ると、義務のようについてきて、近くで見守ってくれるなつめ。

もうそれだけで忠犬みたいで恐縮していたのだが、だんだんごろんと横になったりすることも出てきて、忠犬に「?」がつくようになる。それでもそばにいようとしているのだなと思って「暑いんだから出てこなくていいよー」と声をかけていた。

 

だが、飼い主の淡い期待は完全に消え去った。あまりにも長い時間となると、日陰に移動したり、室内に戻ったりするのだ。

小さいのにちゃんと自分で考えて判断するんだな。

感心すると同時に思ったのは、無理をしないということは相手をも安心させるのだということ。

私はどちらかと言えば、自分がやれば済むこと、と考えてついつい無理をしてしまう性格。しかし、そうすることで相手にも負担に思われる場合もあったかもしれない。

 

 

2. 人をまっすぐ見る

堂々!

なつめは人も犬も大好き。散歩中、人や犬を発見すると、ピタッと止まって姿勢よくまっすぐ相手を見る。あまりにも堂々としているので、こちらは思わず顔をそむけてしまう。

ん?いや、そうじゃないな。

なつめのせいばかりじゃない。

元々私にはそういう傾向がある。普段、人と接するとき相手の目を見られないことが多かったりする。

なつめを見習って、もう少しまっすぐ相手と向き合うことを心がけたい。

元気いっぱい柴犬なつめに感謝ひとしお

おてんばなつめは毎日しっかり自分の部屋を散らかす。自分より大きいラグをめくりあげ、その下にひいている滑り止めマットもバラバラに。おもちゃ箱もひっくり返す。

あ~あ・・・

掃除の最優先はなつめ部屋。人間のスペースは後回しである。

もおーと言いながら毎日掃除に取り掛かる。

一日としてこの状態が保てない

だけど同時に感謝もしている。元気いっぱいに散らかした部屋を片付けられるということに。

去年の今頃のよもぎのことを想うとなおさら。

よもぎのときもいちいち幸せを噛みしめてきたとはっきり言えるけれども、こうして書くことによってもいちいち感謝し続けていきたいと思っている。

まだまだ暑いけれども

今夏毎日食べて、あんなにお世話になっていたかき氷。9月に入ったころから食べるペースがさすがに落ちてきた。
それとともに、日課ならぬ週課となっていたかき氷を買いに行くのもなくなり、もう今年は終わりかなと思いながら2,3日おきに1個食べていた。
だけどストック最後の1個がなくなって数日。
あれ?やっぱりまだかき氷が必要!
ちょっと暑さが落ち着いた日もあっただけに余計暑さを感じる。
早速かき氷を求めに、あのかき氷が売っているスーパーAへ。知っている限り、あのかき氷はスーパーAにしか売っていない。そしてそのスーパーAには最近かき氷を買うためにしか行っていない。

冷凍コーナーへ直行したものの、半月前と様子が違う。お目当てのかき氷が1つもない。お気に入りの練乳味のほか、いちご味や抹茶味やみぞれなど種類が豊富で、あんなにたくさん並んでいたのに。
あきらめ悪くよーく見ていくと、唯一のかき氷を見つけた。サクレのレモン味。それもあと数個。
どうしようか、しばらく立ち尽くしてしまった。
いつも行くスーパーではアイスコーナーは見ないから気がつかなかった。こういうところでも季節の移ろいを感じる。
結局、サクレを含めシャリシャリ系をいくつか購入して帰宅。

爽のトロピカルフルーツは4割引きだった。食べたことないから楽しみ。

来週には本当に暑さもおさまるという予報。それを信じてあと1週間、これで乗り切りたい。

はてなブログを始めて半年、今思うこと

はてなブログを始めて半年が経ったというお知らせが来た。内容はさておき、飽きっぽい私が何かを継続できるなんて感慨深い。

思えばきっかけは先代犬よもぎが亡くなったことだった。
柴犬の平均寿命は14歳。よもぎが13歳になったころから、よもぎがいなくなったら私はどうなってしまうのだろうとよく考えた。でもそれを考えられたから、よもぎと暮らせる幸せをかみしめることもできたとも思っている。

晩年はたくさん写真を撮った。

2020年9月撮影

2021年1月撮影

2022年5月撮影

よもぎが15歳になり、とうとうそのときがやってきた。悲しくて泣いて、その夜は眠れなかったけど、そのあとはちゃんと食べて、眠って、働いた。なんだ、普通に生活を送れているではないか。そんな自分にがっかりする気持ちもあった。
だけどやっぱりなんだかしんどくて、そこで思わずとった行動が、友人2人に手紙を書くことだった。メールだと返事しないといけないと思うんじゃないかな、きっとなんて返事したらいいか困らせてしまうんじゃないか、と想像しての手紙だった。
文章にまとめて文字として可視化すると、気持ちが整理されていくのが分かった。そして自分が悲しみを癒す方法として、「書くこと」を選んだことにびっくりした。

そんなとき出会ったのがメイ・サートン著『74歳の日記』。飼っている犬や猫のこと、そして退院後自宅で闘病する自身のことが書かれていた。
私もこうして日々のことを記録していったら、辛いこともこれまでとは違う乗り越え方ができるかもしれない。
これまで何かをやってみようと思い立つとき、選択肢からまずブログは外してきた。ブログを書いている人は、昔から日記をつけていたり、本を読むのが好きだったりという印象。私はどちらも当てはまらない。むしろ苦手で避けてきた。本を読むのが好きになったのも大人になってからである。
だから始めるのに少し躊躇したけど、辞めたくなったら辞めればいいという気持ちで始めた。
最初は日々起こったことやよもぎの思い出などを綴るうちに、なつめがやってきて、なつめを通してよもぎのことを想うことも増えた。

半年やってみて気づいたことが2つある。
まず言語化しようとすると考えがより深まるということだ。これまでも頭の中で考えていたけど、自分の中でぐるぐるしている感じだった。それがすっきり一段落つけられている感じがする。
そして続けられているのは、拙い文章にもかかわらず、読んでくださる人がいることが大きいということ。読んでもらえるということがこんなにもうれしく、励みになるということを初めて知った。

豊かな語彙力と表現力が備わればなあと書くたびに力不足を痛感するが、それでも昔から長く心に引っ掛かっている文章に対する苦手意識が少し薄れてきているのは、私にとって大きな変化である。

ここまで続いたことも驚きだが、現時点ではこれからも続けるつもりでいる自分にさらに驚いている。

 

今年の猛暑を支えてくれた食べ物

今年の夏は全国的に記録づくしだった。暑さの話である。最高気温、連続猛暑日など。もっとも遅い猛暑日記録も更新されそうという予想もある。

小学生の頃から、温暖化で地球は危ないという話を聞かされ続けてきたが、もっと未来の話だと思っていた。自分が死んだあととか。こんな風にあっという間に世界で異常気象となるとは。

 

熱中症警戒アラートが発出されると、子どもたちの部活やプールなどが中止されたりして、コロナによる制限がなくなったら今度はまた違う制限がかかった。

大学1年生のとき、教職の必修授業の初回に担当教授から「教職は子どもの命を預かる仕事だから、必ず受講生の3分の1は落とします」と言われた。

それを聞いて周りの子たちと、「命を預かるとかって大袈裟だよね」と話した覚えがあるが、正にその通りだと今なら分かる。

 

もう9月になろうとしているのに35度以上の猛暑日があったりしてげんなりするが、ここ1週間のうち何日かは夜扇風機もつけずに眠ることができている(昨夜はダメだった。扇風機をつけて寝た)。それに夜は虫の声が聞こえて、いつまでも暑いけど確実に秋に近づいていると感じることができる。

なつめも夜はフローリングから座布団で眠ることが増えてきた。

日中はまだまだこんな感じ

夜は座布団が多くなってきた

そんな今年の夏を支えてくれた食べ物を、来年以降のためにも記しておきたい。

まずかき氷。少し気温が下がる夜に7,8個、1週間分買いだめをするのが週末の習慣だった。去年まではサクレのレモン味ばかりだったが、今年は京都のメーカーの練乳味にハマった。氷が粗いところが気に入ってガリガリ食べた。1個100キロカロリーもなかったので、安心して1日1個。かき氷の力は偉大で、1個食べると汗がひき体温が下がるのを感じた。

次にすいか。水分が多く、細胞にまで水分がいきわたるような感覚。だから水を飲んでも飲んでものどが渇いていると感じるとき、すいかはうってつけ。

よく買ったのは皮が薄い小玉すいか。重いしお値段も高いが、この夏を生き延びるためと思い切った。なるべく生ごみの日の前日に切れるように家に常備。

そして炭酸水。無糖のものをそのまま飲む。蒸し暑い空気がまとわり続けてもたつくのどに、しゅわしゅわが染み渡るとすっきりする。なるべく常温に戻して飲むよう心がけた。

かき氷と矛盾するかもしれないが、冷たい飲み物はこの夏も避けた。かき氷はスプーンで少しずつすくって噛むというのにくらべて、飲み物は一気に体内に入ってしまう。だからかき氷と冷たい飲み物は違うというのが勝手な持論である。

他にも豆腐、納豆、だしなど挙げられるが、主となったのはこの3つ。きっと来年もお世話になることだろう。