日々の記録

生後8カ月でお迎えした柴犬なつめと暮らしています。アイコンは先代柴犬よもぎ(2007~2022)です。

2023年3月11日

震災関連の報道を多く目にする。ある番組では、震災で友人を亡くした女性が「自分だけ幸せに生きてごめん」と涙を流す場面が流れ、心苦しかった。この震災では、自分はなにひとつ辛い思いをしていない。それに加え、自分には何もできない無力さ。毎年後ろめたさを感じる。

ひとつ救われたのは、他の番組で「普段から考えなければなりませんが、特に今日は防災について学ぶ日です」と言っていて、自分にできる唯一のことがあったこと。地震が起こった時、台風が来た時、大雨になった時、それぞれどうしたらよいかを確認するため『内閣府防災情報のページ』に目を通した。

昼、急に左腰に違和感を感じたのだが、とんとん叩いてごまかしていた。そのうちだんだん痛くなり、しゃがむのも辛く、台に手をついて動けなくなる。これまで腰が痛くなることなんてほとんどなかったのに。ギックリ腰のようにある瞬間に激痛が走ったわけではなく、痛みには強弱があるように感じた。

直感で、冷やすよりも温めたほうがいいと判断し、カイロを腰に貼って横になる。寝返りをうつのもつらい。検索すると、筋肉のほかに内蔵の原因もありうる、と出てきて不安になる。さらに夕方、仕事関係のメールが来て落ち込む。腰の痛みも合わさって、ものすごくメンタルをえぐられながらも、どうにか平静を保ち返信する。しばらくそのことがぐるぐる頭の中を回っていたが、温めた腰はよくなってきて、そのあとの仕事は無事乗り越えられた。

お風呂に浸かったらだいぶ楽になった。明日の約束、行けるだろうか。日にちを変えてもらおうか、でもこのままよくなっていく気もするしなあ。いろんなパターンを想定した結果、連絡しないまま眠りについた。